山岸凉子

第１１回手塚治虫文化賞のマンガ大賞に、

『舞姫　テレプシコーラ』（メディアファクトリー）山岸凉子

が選ばれたのを今日の朝日新聞で知った。一ヶ月前か。
だから前の職場に行った時、平積みされてたんだ。
帯をよく見ておけばよかった。


山岸凉子は中学生の時に「日出処の天子」で初めて読んだ。
夏休みに友達とプールへ行った帰りに寄った古本屋で
７巻までビニールパックされまとめて売られていたんだよ。
花とゆめコミックスは作者の名前がそれぞれのカラーなんだけど、
そこがうぐいす色だったのにも惹かれた。

それからずーっと山岸凉子は大好き。
初期中の初期作品は読んでいないものもあるけど、
殆ど読んでいるんじゃないかなあ？
私は初期の「ネジの叫び」がすっごく怖かった！絵が。

この人の漫画は面白いけど、
女性があえて見ないように気づかないようにしている面を
さらして気づかされてしまうのでツライ人もいるかもね。
落ち込みたい時にいいよね、山岸凉子。

で、受賞作のテレプシコーラなんだけど。
お金に困って10巻を読んで売ってしまいました。
私は断然千花ちゃんが好き。
そして研ナオコ似の空美ちゃんが心配です。
美智子先生の「ブラーンチ！チョーッチョッチョッ」
ある日とても私の中でヒットして、一日中やって気が済みました。

第二部は秋から始動なんだってね。
また読みたくなって買い戻しちゃったりして……。

機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (11)

ガルマ好きは圧倒的に女性が多いのだろうなあと思う。

なんという坊や。
シャアじゃなくともいじめたくなる。

ガルマは己の生まれの不幸を呪うしかないな。

好きだ、ガルマ！

ホヒンダ村？

どうぶつの森 ホヒンダ村だより１、２巻（あべさより）

つまらない。非常につまらない。
我慢して読んだが一巻の真ん中でくじけた。
ゲーム漫画って土台があるから大抵はそこそこ読めるのになあ。

小学館の学年誌に連載されているマンガなので、
子供が面白い内容なのだと思う。
所有者の甥は面白いらしいが私も妹もつまらないと思った。
私達が大人だからか。大きくなるとドリフが面白くなくなるのと同じ。

いや、ドリフと比べるのは違う気がする。

ヒロイン「さよりん」が口汚いのが非常に不愉快。
百歩譲ってゲーム雑誌に連載ならまだしも、
小学〇年生に言葉遣いの汚い女の子が出てくるのがおかしい。
言葉づかいに限らず、はっきり言えば「さよりん」は下品。
編集者は何も言わないのか？小学館はどーなっちゃってんだ。

なんて思うのは、私が頭の固いオバサンだからなのだわ、
この作者あべさよりは若い人なのだろう。
と思ったらアナタ、私よりお姉さんじゃないさ。
だから小学生が面白いマンガが描けるのでしょう。

読んでいてイライラするマンガは久しぶりだったなー。

岡部幸雄「勝負勘」

裏面の帯は
「どうしようか」でなく「これだ！」という勝負勘を掴む

意外や意外、第３版だった。
刷りの少ないであろう新書だが、それでもたいしたもんだ。
競馬ファンにはおすすめの一冊。アンチ岡部じゃなければ。
30代から上の人は特に面白いかな。
競馬場で騒ぎたがるタイプの人は興味ない本だと思う。

マティリアルやビワハヤヒデについても書いているが、
やはり岡部氏にとってシンボリルドルフは別格。
史上最強馬はルドルフ、というのは変わらないのだろう。
ルドルフを超える馬を見たい、という気持ちもあるのだろう。
私はビワハヤヒデ世代だが、
ルドルフは父が中山で見ていたんだよなあ。
(当時私は父が不良になったと思い心配した)


私は岡部ファンな上にしょっちゅう「どうしよう」と言っているので
この本を買ったのだが、
やはりだね、勝負の分かれ目での一瞬の判断力っていうのは
経験を積み重ねて研究、学習していないと身に付かないね。
私は優柔不断だから「どうしよう」と迷うのかと思っていたが、
もちろんそれが大きいのだが、学習していないのもあるんだな。
コンビニでお昼ご飯をどれにするか決められないのは、
優柔不断な上に食いしん坊なだけではなく、
今までの経験を生かしていないからだ！
自分が何をいちばん食べたいのかもよくわかっていないし、
商品Aを買った時どうだったかとか、
どういうときに買ったらこうだったとか、
そういうのが整理された情報になっていないわけだね。
身になっていない。
コンビニ弁当選びは「一瞬」の判断では無いけど、
とにかく、判断が遅い、出来ないのはこういうわけもある、と。


先駆者というのは風当たりが強いもので、
非難にあっても信念を貫ける人は成功するのだね。
編み物の広瀬先生もさ、あの年頃の男性だったら
若い頃絶対白い目で見られたりしたと思うのよね。
でもそこで編み物をやめなかったからすごい。
さかなクンも貫いてるよなあ、うん。

一流の人っていうのは躊躇しないと思うのよね、
そこが普通の人との違いなのだろうな。

そしてこの本の最後に書かれていることが、
今できることだけをやっていればそのうちいいことはきっとある。
という内容。
私も３秒位、前向きに頑張るぞ！という気持ちになりました。
TAKE IT EASYよね岡部さん。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この本の脇にあるのは、引退記念グッズのひとつ。
トートバッグ。部屋で物入れに使っているよ。
記念グッズの携帯ストラップは、
６月の携帯電話紛失の際に一緒に消えた。
電話よりも残念だ…。

邪魅の雫その２

ネタバレを含むであろう感想を改めて。

榎木津と戦前に交際していた女性が登場し、
10年ぶりの再会が悲しい結末に。
聡明な女性なのだろうが、
こと恋愛が絡むとなんとも愚かしい事をしてしまうのだわ。

今回は素の榎木津が垣間見えたね。
それだけ彼女は大切な人だったのでしょう。
ほら、なんていうの、
心の小箱にしまっていたっていうのかしら！
意識しているわけじゃないけどさ、
たまに思い出す人なんじゃない？

それが最後は、
「僕は君が嫌いだ」
と言うはめに。なんともツライ。
完全に終わった。
言う側も言われる側も喪失感を覚えたのではないかしら。

という訳で、
なんとも切ない話だったなあ、と思いました。
やっぱり素直に生きなきゃいかんね！
特にキャリアウーマンさん。
どんな女性だったのか知りたかったな。

次回作で殺されないかが心配だ。

なんとなく

今日は職場で幽霊話とかした。
やっぱりうちの店にはいるらしい、とか、
夜中に人の気配がしたから見に行ったら
サーベルを持った軍服の人が立っていた、とか。

で、思い出した事。
去年だったかしら、とある増刊号に怖いマンガ雑誌があったのね。
それを買ったの。
それに描いていたなんとかっていうマンガ家が
「オバカルト」とかいうのを提唱？していたんだよ。
オカルトは好きだけどバカにして笑いたいとか
なんとかそんな風な事。
中立的ともいえるが、どうも私はこれが気に入らない。
なんかさあ、逃げ場を作ってるみたいに思えるんだ私には。
信じているって言っちゃうと恥ずかしいけど、
でも信じないって言っちゃうのもなんだしなあ。
なんたってオカルト漫画雑誌だし。
って風なのかしらん？
潔さを感じません。

気になって検索したんだよ。
なんだっけ、本当にあった笑える話とか愉快な話とか
そんなんの増刊号だったなあと思ってさ。
わかった。ひぐらしカンナって人。
で、公式のプロフィールを読んでみた。
やっぱりこの人、気に入らないなあ。
こういうプロフィール好きじゃないんだ。

戦車映画

田戦車「戦車映画」を買ってきた。
衣替えを終え、綺麗さっぱりとした部屋で、
ぐーたらして読むんだ。
楽しみだ。

ブックオフ行きの本を袋につめた。
マンガの陰陽師全巻と、吉田戦車のフロマンガ、
あとは、
京本政樹やら黒柳徹子やら安住紳一郎アナやら、
長井なんとかって人の本。誰だっけ、間違いない！って人。
その上、「ブスの瞳に恋してる」や「生協の白石さん」もある。
私ってすごいフツーの人っぽい本を買うんだなあ。
(一回読んで終わりになるような本でもある。)
そして芸能人の本が好きなのだわ。

私は小説は犯人探しのものしか読まない。
たぶん登場人物に興味がないからなんだろう。
実在しない人だし、と思っちゃうから。
と書いておきながら今思い出した、
私は「ピュア・ラブ」全三巻を買ったんだったわ。
(TBSで昼にやってたドラマで、小田茜がヒロイン)

で、今度買おうかと思っている本は、
児玉清「負けるのは美しく」

桑田本

「ピッチャーズバイブル　桑田真澄」

私は野球を見ないが、桑田投手は好きだ。
スポーツ界で友達になりたい人No.1だ。
（原さんは友達希望ではない）
というかスポーツに興味が全く無い私は、
他になりたい人は浮かばない。
どれ位関心が無いかというと、
冬季五輪も開会式当日に開催を知った位だ。
いや、やけに五輪の話題が多いなあとは思ってたんだけどさ！

話を桑田に戻すと
徹底している人だと思うんで好きなんだ。

桑田投手が好きな私であるが、
袋から本を出して表紙に少々驚いた。
顔を表紙にするにしても違うやり方もあるだろうに。

ろくに知らないくせに

今日は久しぶりにブックオフに行ってみた。

105円コーナーからは三浦友和「被写体」を。
山口百惠「蒼い時」は好きで最近もまた読んだのだ。
この「蒼い時」が発売された時は私は小学生で、
新婚だった従姉の家に遊びに行った時彼女の家にあったので読ませてもらった。
子供にはよくわからない本でもあった。
当時は衝撃だっただろうな、この赤裸々な告白は。
で、その旦那様である三浦友和の本を読んでみたかったのだ。
と書いていてたった今思い出したのだが、
これ、図書館で借りた事あったような気がする……。
いや、そんな事はない、借りようかなあと思って手に取っただけだ、
きっとそうだ、そうだと思いたい。

さてもう一冊は「語ろうシャア！」750円
私は中学生になってから1～11話を見た程度。
あとＺガンダムもところどころ見た。
「逆襲のシャア」も録画して見た。話題作りのために。
ほら、ガンダム世代ですから。
同世代の男性との会話に有効なんですよ、ガンダムって。
しかし男性と話すとやたらとモビルスーツの事言われて、
こっちは人間ばっか見てるから「はあ？」なのよね。
ヤクト・ドーガが、とか言われても、なんだっけそれ？
やっぱ男の子はガンプラだったもんね。
で、あの彼と会話するにはモビルスーツもおぼえなくちゃ！
という乙女心ですよ。
因みに「逆襲のシャア」3回見ました。

ファーストを熱心に見ていた人と私とでは
かなりシャア像が違うのだろう。
「逆襲のシャア」だけは３回も見ちゃった私には、
大人げない人だなあという印象。
アムロにはやたら「それはエゴだよ！」と言われてたし。
「ララァは私の母親になってくれたかもしれない女性だ」とかさ、
ファーストをろくに見ていない私にはよくわからないのが残念。
彼の来し方も知らないしね。
だからまともに見たのが「逆襲のシャア」だけの私には、
アムロは年相応になったが、
シャアは足踏みしてるの？と思ってしまうわけだ。
そうだ、アムロが同じ状態だったらシャアは楽しかったのかもしれないな。
シャアは純粋な人ね。
モテるだろうが結婚したい年齢になったら女が去る。
そうか、シャアは青春そのものなのか。
だから「逆襲のシャア」は青春の終わりの映画なのだ。
ろくに知らないのによくもここまで語れるな。

「モーリス」のラストシーンみたいと思った。
あれも青春期を過ぎて大人になり、
あっち側とこっち側の人になったって終わり方だったな。
とかなり見当違いになってきた。
話を戻すと、人気あるから魅力的なキャラなんだろうと思う。
きっとファーストを見ていると違うんでしょうね。

徹子

黒柳徹子「トットの欠落帖」「トットチャンネル」を読む。
まずは「トットの欠落帖」から読んだんだが、
常人とかけ離れた徹子に消化不良を起こしそうだった。
私は遊びの部分が少なく冗談が通じないタイプなので
もしも若い頃の黒柳徹子と同世代で同じところにいたら、
きっと大嫌いな女だったと思う。
「あの女、頭悪すぎるんじゃないの!?おかしーだろあれ！」
と悪口を毎日言っていただろう。
楽しむ予定がストレスになった「トットの欠落帖」だった。
和田アキ子の笑える話も暴露されていたが、実に不愉快な話だった。
和田アキ子ってチンピラ女だわね。
そしてその後に「トットチャンネル」を読んだんだが、
彼女にも辛い事や悲しい事があったのがよくわかったわ。
読む順番が逆だったら、この本を買った事をとても後悔していただろう。
まあ、実際に後悔していますが。

友達が愛されてお金持ちになる云々(忘れた)という本を持っていた。
先日別の友人と買い物にいった時、
やはりその愛されてお金持ちになるなんたらって本を立ち読みしていた。
なんとまあストレートなタイトルなのだろう！
私のような気取りん坊には買えない。買う気無いけど。
でもおそらく良いことが書いてあるのだろう、
一日一回鏡の前で笑顔を作りましょう、とか、
隣の駅まで歩いてみましょう、とか。
当てずっぽうですが。
で、その熱心に立ち読みしていた友人にいいたい。
お金持ちになりたいんだったら、
まずは５年も無職でいる40近い彼氏とやらと別れた方がよいのでは。
話はそれからだと思います。