「天の華・地の風」(江森備)二巻を久々に読んだ。
フェイメイは孔明に仕える細作であり愛人。
孔明が自分への愛情を利用し、
意のままに操り自分のために死ぬ様に抱いて仕上げたこれっぽっちも愛していない女だ。
なんたって監禁陵辱の末に戻ってきた彼女に対して
「穢らわしい、おぞましいという拒絶反応は優越感でカヴァーできる。
まだ使える。」
ときたもんだ。
ただの上司と部下ではなく男と女になり
孔明の心の動きをたやすく読み取る様になったフェイメイ。
彼女を疎ましく思う孔明の気持ちはよーーくわかる。
立ち入ってはいけないエリアの判断があやふやになってしまったのか。
これだから女は。女ってだらしないふてぶてしさがあるよな。
境目が曖昧な、どこかが緩んでいる様な融合している様なそんな心の状態に私は軽く嫌悪を感じる。
境界線をはっきりと引き高さを保っていたいものだ。
故に孔明が自分をそうさせるもの(周瑜)を切り捨てた気持ちはわかる。
追い詰められ、結果、孔明の思惑通りの道を選ぶフェイメイの哀れ。
以降、さらなる野心とドM道に突き進む孔明である。
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