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2008.05.28~ (2001.06.04~) ✳︎ Twitter、Instagramをやっていても本拠地はずっとここ。
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  第7回  ベルサイユのばら
 
子供の頃大好きだった「ベルサイユのばら」
当時はアンドレが好きだったけど、今はアンドレみたいな人は苦手だな。
オスカル強姦未遂、オスカル無理心中未遂、などなど、
いずれも未遂で終わっているとはいえ、ヤバいだろうあの男は。
今の私が好きなのはジェローデル。
オスカルを「マドモワゼル」と呼び、プロポーズしたキザ男である。
オスカルも夜の薔薇園でジェローデルにうっとりして
あやうくおちるところだった。
オスカルってムードに弱いようだ。

そんなオスカルの初恋の人はフェルゼン伯。
アントワネット妃の恋愛相手である。
オスカルは10年以上フェルゼンに片恋していたのだ。
ドレスを着てフェルゼンの出る舞踏会にまで行くし。
美しく着飾り、熱い視線をフェルゼンに送るオスカル。
彼女は自分が十分魅力的である事を承知している。羨ましい。
面食いフェルゼン、彼女の思惑通りふらふらと近づき手をとる。
「マダム、以前どこかでお目にかかった事はありませんか」
なんとも定番なセリフに始まり、2人は踊るのだった。
踊った後のオスカルは、あの腕が私を抱き……なんて回想を。
オスカルってよく肉体的接触を回想するのよね。
アンドレの唇の感触とか。
読んでいるこっちが赤面ものです。
オスカルの回想によると、
アンドレの唇はジェローデルの唇より弾力があるそうです。
この後もっと生々しい回想が続くのだが、
恥ずかしいからやめておきます。
骨の髄まで女、甘い疼き。
きっと強引な熱い男に流されたいのだ、オスカルは。
そんな彼女がアンドレを選んでしまうのは当然なのかもしれない。

フランス革命前夜、オスカルから誘うんだが、
生娘オスカルはいざとなるとひるんでしまう。
そりゃそうだ、だってその時のアンドレ恐かったもん。
オス、剥き出し。池田理代子ってすごいよな。

やっぱりオスカルにはジェローデルと結婚してほしかった。
だが未練たらたらのアンドレが、人妻となったオスカルを
指をくわえて大人しく眺めていられるとは到底思えん。
「ベルばら」一気に泥沼昼メロ路線まっしぐら。
見たかった。
それより気になるのは、ジェローデルの生死。
近衛隊の隊長ジェローデル、
オスカルのために命令を無視してしまうのだ!
オスカルったら
市民に銃を向けるなら、私の屍を越えてからゆけ!なんて言ってさ。
ずるいわ、オスカル。愛されているから強気。
どうして私が貴女に銃を向ける事ができましょう、と
ジェローデル率いる近衛隊は撤退するのである。
で、気になるのがその時の
われ断頭台の露と消えん、
というジェローデルのモノローグ。
命令違反でギロチン送り!?
そ、そんなっ!池田先生、どーなんですかっ!?
独断と偏見で今回のヒーローはジェローデルでした。

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