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(仮)日記

2008.05.28~ (2001.06.04~) 
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ただ、その風のせい。

2018/02/12(Mon)17:00

さらせ冬の嵐/山内惠介
初めて聴いた時、ちょっと疲れて参ってしまいました。
私はつり橋がもしも千切れて谷底に落ちてもこの世にみれんはないタイプなので(寒い橋/山内惠介)、この、自殺を思いとどまり、いつかくる春を思って歩き出して行く女性の強さが負担でした。
でもそんな私でも、冬の暗い曇天の下、寒風にさらされると「強く生きていこう」と思うのですよ、不思議なことに。その時だけは。

だから実際にこの女性が強いのかと言えばそんなことでもないのかなと。遺書まで書いて岬に行く人なのだから。
ただ、死のうと思った岬で、冬の嵐に身も心もさらしたからそんな気になったのかなと。

ところで上に書いた「寒い橋」
♪女がひとり生きてくためには 渡らにゃならぬ橋があるのね

と言いつつ、谷底に落ちてもこの世にみれんはないわ、と終わるこの歌。でもこの女性も、橋を渡って生きていける人だと思います。
しかし惠ちゃん、よく17でこんな女心の歌を歌ったよね。いつかまた聴かせて欲しいな、大人の山内惠介に。

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No.3800|山内惠介 ☆Edit