年齢ではない

帰りは暗い裏道を歩いてた。
ちょうど後ろから来た車のライトに道が照らされ、
トカゲのようなものがチョロチョロと走るのが見えたんだよ。
私は見つけたい、動画に撮りたい、車にひかれてやしないか？と思い、iPhoneのライトを点灯して道のあちこちを見てた。
さしたら後ろから自転車が来て、
男子高生らしい子が止まって
「落し物しましたか？」と声かけてくれた。
私は「大丈夫です、ありがとうございます」
と気の利かない返事をした。
拒否したように思われたら、と後悔したけど、
素通りせずに声かけてくれるなんていい子だなと思ったよ。
そして、トカゲはいなかったがつま先でカエルを踏んでしまった。
カエルは生きていた。

最近何人か、こういう親切な若者を見た。
その度に、私も余裕のある人間にならねばと思うんだ。
昨日は我が物顔で四人並んで歩道を歩いてくる7〜8人の男子高生に腹を立てたが(向かいから来る人たちに道をあける気はゼロ、そのまま広がって4人並んで歩いて行った)、今時の若い者は、というのではないんだなあ。
高校にクレーム入れようかとすら思った。


その人次第だね。

しかしどこの子だ？私は近所の人を誰も知らないのだ。