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2008.05.28~ (2001.06.04~) ✳︎ Twitter、Instagramをやっていても本拠地はずっとここ。
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甘寧は周瑜に二度「お前は自由」と言われているけど。

七話での一度目の「お前は自由だ」は、
捕虜の立場からの解放の意味も勿論あるが計算か?
自由になった甘寧は、周瑜殿(そう、この時はまだ周瑜殿なのだ)の為ならこの命惜しくはない、と玉璽捜索に単身魏へ乗り込むのだ。
大成功。

が、十話で魏から帰って来た甘寧は、
周瑜の顔を見て頬を赤らめる人になっていた!
玉璽の気に当てられたのか?玉璽の力とはなんと恐ろしい……!
なんてのは冗談で、周瑜に喜ばれて照れちゃったんだよね?

そして運命の十三話。あの夜の湖畔のシーンである。
孫策との語らいタイムに「お邪魔してすみません」とまずは断りを入れ
「私の行く道は貴方の付けた道」と迫る甘寧に
「お前は、自由なのだから。」
と、自分を追うなと応える周瑜なのだ。
伯符に囚われている自分の様になっちゃいけないよといういわば兄ゴコロ。
「誓いとは重いもの」ですから。

だがここで怯まないのが男・甘寧だ!
さらに熱い思いを言葉に乗せ、周瑜にぶつける。退かない。
周瑜も悪いんだよ。だって夜の周瑜は弱そうでスキがあって、
付け込んで下さいと言わんばかりなんだもん。
触れなば落ちん風情の美周郎。

ついて行きたいと告げた相手に、
自分にとらわれずに生きて欲しいという返事を貰うのは悲しいよね。
さらに言葉を重ねて迫ってみれば、
かつて自分も孫策をそう思ってたなーなんてオマケ告白。
そしてそれが返事。
やや遠回しながら二重、三重にお断りする周瑜なのだった。

ここまで好かれるとは思わなかったんだろう。
そして甘寧への思いやりでもあるとは思うんだが。

一度目の「自由」で縛り、二度目の「自由」で突き放す。なんて酷い人。


でもそこまで自分を思う人がいたって幸せな事よ!
一緒に埋葬するはずの愛用の笛を人前でパクるほどに!
すごいよね、甘寧って。

周瑜が生きていればもっと仲良くなっていったんだろうに。
お似合いだったよ。主従として。(意地悪じゃないよ)
周瑜は甘寧みたいな部下は好みだろうし合っていたと思うもん。
残念だなあ。

もしもあの夜周瑜が応じていたら甘寧の辛さが増したかもね。
周瑜の事は甘酸っぱくもほろ苦い思い出で。
って酸味+苦味はとてもまずそう。そりゃどんな思い出だよ。

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