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(仮)日記

2008.05.28~ (2001.06.04~) 
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「それは人の業であり男の性(さが)」

2007/07/17(Tue)20:01

鋼鉄三国志第二話「彷徨える陸遜、呉の都に孫権を見出だす」


兄・孫策を亡くして悲しいのはわかる、だが!
周瑜の胸に縋って泣くのは禁止!!
美少年でも許しません。……こんな時に厳しいかしら。

花が咲き乱れる庭園での孫策についてのやり取りが好きだ。
弟vs友。関係が違えば相手の見方も自分への接し方も違うしね。
孫権は年の離れた庇護対象だったと思うが、周瑜は違うでしょ。
周瑜の方が孫策とは深い付き合いだしさ。
玉璽の力を得て兄様は変わった、
以前はあんな人じゃ無かったと嘆く孫権に言った周瑜の台詞が好き。

「されど、力を持てば使いたくなる。
 それは人の業であり、男の性であるのでは。」

よくぞ言ってくれた!
孫策の気も知らないおキレイな坊やに責められたんじゃたまらない。
孫権はおキレイすぎる。まだ少年だしなー。
汚れた大人の男としてはカチーン!とくるよね!あ、解釈違った?
いくら愛する人の弟とはいえ、
その最愛の人を悪く言われたら庇わずにはいられません。
(しつこいですが本人が「最愛」と言ったので使いました。)
こんな時に孫権には可哀相かもしれないが、
周瑜が庇わなきゃ誰が死んだ孫策の名誉を守れるのか。
この後の周瑜の憂い顔はたいへん美しゅうございました。眼福。


ところでこの時に孫権が手にした「あにさまの好きな花」→白百合
ああっ!……わかっちゃった、私、わかっちゃったわ!
あの花って、周瑜だろ……?

孫権のお守りから解放され、孫策の元へ一人行く周瑜。
孫策の手を握り、語りかけ、そして誓う姿、ああおいたわしや。
遺体の手を握るってよほどの愛がないとなかなかしないよ。
愛する孫策を亡くしても、嘆く時間はこの時しか無い都督なのだ。


鋼鉄の周瑜は何かが違うと思ってたんだけど
大人の役割だからだ!アダルトチーム所属だ。
普通の三国志なら若造だけどここでは大人グループなんだよね。
だから地味に落ち着いてるんだわ。納得した。

大人は若者に道を示し、譲っていくという訳ですね。で、退場と。

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No.73|鋼鉄三国志 ☆Edit

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