ああ、おいたわしや

この絵には間違いがあります、さてどこでしょう。


　　（第十二話「知略と鬼略、妖しき笛の音湖畔に木霊す」より）

孔明とのトンデモな密会で周瑜様はひどく動揺したに違いありません。
それはいつもの冷静な軍師の顔をかなぐり捨て、
まだまだ子どものお陸相手に真剣100％で孫策への愛を叫んでしまう程。
その動揺はここにも表れていた。

周瑜様、右手！右手！！

画面が不鮮明なので私の見間違いかとも思ったが、
この後の笛を下ろす動作だと明らかにわかる、右手の向きが逆だと。

しかしそれでも美しい笛の音を聴かせる周瑜様、一流の演奏家です。