孫策 呉の基礎を築いた江東の英雄 (PHP文庫) 加野厚志
少年向け冒険小説のような内容と主人公・孫策である。
三国演義が孫策主人公で書かれたらこんな感じだったのだろうか。
好き嫌いはありそうだなあ。
この孫策は奥手で女性に目覚めていない分、心友周瑜が大好きだ。
とにかく好きだ。孫策にとって美とはすなわち周瑜である。
「美しき者その名は周瑜。」
少年孫策は花畑で恋歌を歌う花の精のような美少年に出会い、
君を美周郎と呼ぶことにすると言うのである。
この小説では孫策が「美周郎」の名付け親なのだ。
二人の再会シーンでは、
お互いに馬で駆け寄るが勢いがつき過ぎてすれ違ってしまうところが感激で元気一杯な若者らしくて良い。
固い絆で結ばれた友を持つ幸せ。
ところで周瑜は孫策と別れている間吟遊詩人をしていたらしいぞ!
清く正しい心を持った孫策が《勇》と《美》を求め
心友周瑜と共に乱世を駆け抜ける少年向け冒険小説。
だと思えば楽しく読める物語だと思うよ。
逆に劉備達は孫呉が主人公の話なんでけちょんけちょんの書かれ様。
ま、この辺はお互い様という事でどうぞよろしく。
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