忍者ブログ
2008.05.28~ (2001.06.04~) ✳︎ Twitter、Instagramをやっていても本拠地はずっとここ。
[3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13
文章のみがき方
岩波新書 (新赤版1095) 辰濃和男/著


かつて朝日新聞で天声人語を書いていたこの著者の「文章の書き方」が我が本棚にはある。
だからといってここが素晴らしいブログになっているわけではないので
読んだら素晴らしい文章が書けるようになる!というわけではない。
そりゃ当然だが。

「文章の書き方」読みやすく勉強になる本だと思うよ。
ブログを書く人には参考になるんじゃないかな。
学んだ事を実践するかはともかく、
ちょっと頭の片隅に留めておくとよいのではないでしょうか。


で、紹介しておいてなんだが、
私はこの「文章のみがき方」は読んでいない。

拍手[0回]

PR
久々に「赤壁の宴」を読んだ。ただしサラッと。

女性が共感しやすい周瑜ではないかと思うよ。
共感と好意が繋がるとは限らないいい例をみた。

「(孫権の)声が気に入らぬ。」
周瑜様貴方サイコーだ。わかるよその気持ち!


後半は「黒百合系乙女周公瑾34才」
孫策がいた頃は若いからまだいいんだ、なにより孫策がいたし。
赤壁の辺りは意固地な年増。少女のような潔癖さを持つ三十路。
孫策には「お前が女だったら」と嬲られた周瑜サマだけど、
今の女だったら結婚できない三十路になったと思います。
もうね、「オーラの泉」で美輪&江原に説教してもらえ!
江原さんは優しいからきっと、
今日孫策さんここにいらしてますよ。と言ってくれるよ。
そして号泣して新しい自分になって赤壁の戦いに臨め!

孫策しかいない、孫策の代わりはいないと思っている周瑜だから
ああなったわけだけど、
代わりのいない人なんていないのよ、実際には。
その人はその人しかいないけど、代わりはいるよ。
だから世の中まわってんじゃん。
パンが無ければお菓子を食べればいいんだよ。


赤壁の戦いで一区切りついたみたいではあった。


最初と最後の1頁は爽やかで不思議な読後感を覚える赤壁の宴です。

拍手[0回]

三国志武将列伝「周瑜伝」上下巻・今戸榮一訳編(光栄)


今(コーエー)はわからないが光栄は周瑜の扱いが悪かった。
CD満漢全席シリーズではとことんまでにいじられやられキャラ、
歴史人物笑史シリーズの爆笑三國志では、
下まつ毛をはやし手鏡で自分を眺めてはうっとりするキャラだ。
そのイラストは唐沢なをき。

が、この「周瑜伝」は「周瑜伝奇」を元に、
そして正史に沿って書かれた高潔で温厚で熱い心を持った格好いい周瑜の話である。
そして挿絵は皇名月で麗しいのである。
周瑜ファンは読んだ人も多いのではないかしら。

Dr.メフィストやオリビエ・オスカーシュタインは脇役の方が冴える。
ちょっぴりこれと似た気持ちになったのも事実。
それだけ周瑜が無敵って事だよ!

「歴史人物笑史シリーズ」

さて、上で名前をあげたので急きょ取り上げることにした。
爆笑三國志、爆笑クイズ三國志の各巻。
周瑜が表紙にいるクイズ3巻を真ん中にしてみたぞ!
唐沢なをきのイラストは、
みな額に名前が書かれているからわかりやすくてよい。
気軽に読めていいんじゃないかな。
さっき知ったんだけど、去年復刻版が出たんだってね。
全巻ではなく、そしてカバーは赤じゃなくて白で。
だから若くてまだ知らない人がいたら読むといいよ。
演義が中心だけど正史編もあるし。
三国志に入りやすくなるシリーズだと思う。
ただしコーエーに刷り込まれないように注意しよう。

16年前から周瑜の土星の輪がどうなっているのか気になっています。

周瑜伝でも爆笑でも、
皇なつきの麗しい断金ツーショットが見られるぞ!

拍手[0回]

江東の暁 全二巻・滝口琳々(プリンセスコミックス)

三国志随一の少女漫画向けキャラといったら周瑜と孫策だろう。
実際にコバルト文庫にこの二人のシリーズ作品があるし、
この「江東の暁」も、そんな二人の少年時代を描いた作品。

名門周家の繊細な若様と成り上がり孫家の闊達な若様が
強く結びついていく物語。
呉書異説感想をコピー&ペースト。だってそうなんだもん。

読む前は少女マンガであることに抵抗を感じていたのだが、
ところがどうしてこれが面白かったんだわ。
少女マンガらしくファンタジーな三国志。
いや、三国志というのはとりあえず忘れて
二人の少年の涙あり笑ありの友情物語だと思って読むのがいい。

主人公は13歳の周瑜。
周瑜が江東の麒麟児と呼ばれる孫策を訪ねるところからスタート。
礼儀正しい名門周家の若君は拱手して挨拶を始めるんだが
「いや~ こんな綺麗な子見たことないや
 君 本当は女の子なんじゃないの?」
薄紅色の頬、赤い唇……とはしゃいで美辞麗句を並べ立てる孫策に
キレた周瑜のパンチ炸裂というマンガ的出会いを果たした二人。

このマンガ、ハートマークはデフォ。

美少女とのちょっとしたロマンスもあるが、基本は友情物語。

そしてこのマンガ唯一のお色気シーン?がこれだ。
以降はかなりネタバレになるので注意。

「こんな美少女は都でも見たことがない」
女装した周瑜が袁術に拘束され「調教」と鞭で打たれた挙句に
「その気の強さ 気に入ったぞ」
と押し倒されてあわや!ってシーン。(ここで助けが入ります)
こう書くととんでもない変態袁術だな。
着衣の乱れたぼろぼろの周瑜におませさん孫策は
「その姿も結構そそられるけどな」ニヤニヤ
こう書くととんでもないエロ孫策だな。
でも、それでもさわやかなのだ、このマンガは。
※孫堅が自分の着物を周瑜に羽織らせてあげました。

最終話はドタバタはなりをひそめてシリアスに。
二人の友情に危機がおとずれる。が、葛藤を乗り越える周瑜。
孫策は天に選ばれた人間だ、
名門周家が孫家に仕えれば揚州の他の豪族も傘下に加わる、と
周瑜が孫策に仕える決断を下し、二人で夢を叶える約束をして終わり。
周家が格下の孫家に仕えた理由を
少女マンガ的に納得できる内容で締めくくったんじゃないかな。


とまあいろんな騒動に巻き込まれ、
ドタバタしながら友情を深め合っていく女の子好みのマンガ。
男の熱く固い友情は女の子の憧れですから。

拍手[0回]

 「赤壁の宴」 藤水名子(講談社)


周瑜と孫策、二人は断金断袖。

孫策に全身全霊をささげ恋をしている情念系周瑜が主人公。
孫策は孫策で、周瑜が嫌がるのをわかっていてわざと
「お前が女だったら陵辱してやるのに」と言葉で嬲り快感を得る。
軽くSM関係だなこりゃ。

十年間孫策を忘れられない自分に比べ、幸せそうな未亡人大喬。
自分も一度でも女のように愛されたのなら忘れられたかも、
と思う周瑜に、
あーそういう考えもあるんだなあと思いました。
たしかに不完全燃焼だったから引きずったのかもねー。

ああ伯符様がいれば。これが伯符様だったら。
孫策の死後も、この周瑜には伯符様しかいないのだ。
孫策に恋をしていようが構わない、ただ、あまりにも周瑜が……。
大方の抱く周瑜像とはかなりかけ離れている周瑜だ。
とにかくこの周瑜は暗くて後ろ向きで神経質。
上品で女性に対し紳士ではある、仮面を被りすぎだが。

孫権を見れば体のバランスの悪さが我慢ならないと嘆息し、
諸葛亮を見れば下種な腐れ外道と憎悪し、
劉備に至ってはその姿に野人を連想し嫌悪感を抱く。
その劉備に手を握られちゃった時なんか、
あまりの悪寒に目眩を感じてしまう乙女ぶり。
黒百合系乙女周公瑾34才。心を占めるのは美丈夫伯符様。

こういう周瑜は考えた事がなかったわ。まさに予想GUY!
三国志だと思わなければいいと思う……のかなあ?恋愛小説?
なら三国志でやらなくてもいいんじゃないか?という気もする。

三国志ではなく、恋愛小説として読んだ方がいいかも。
なんというか、うまく言葉にできません。
私は普段、恋愛小説は読まないもので。

拍手[0回]

コナミノベルス「鋼鉄三国志~呉書異説~」妹尾ゆふ子

周瑜伝、孫権伝、陸遜伝、太史慈伝、孫策伝
この5編からなる一冊で、
一話にて退場した小覇王・孫策をめぐるそれぞれの話。


意外に正史を取り入れていて少々驚いた。
何故アニメはあんなとんでもストーリーなのだろう。
名門周家の繊細な若様と成り上がり孫家の闊達な若様が
強く結びついていく物語「周瑜伝」を読んでいると、
あれ?これ、あの鋼鉄三国志?と思う程だ。

ところで何がビックリって。
あの年齢設定はないだろう!!孫策二十三才、って。
私、てっきり孫策も周瑜も三十路だとばかり思っていた。
アニメ感想も散々三十路設定で書いちゃいましたよ。
(このアニメ、孫策の死後あまり時を経ず周瑜も死亡するのだ)
断金は呉のWaTだった!いや、タッキー&翼だった!

周瑜も三十路だと思ってたから十二話のアレは放っておいたのに
二十代半ばにしてあんなに愛を叫んでいたのか!若造なのに!

でもたしかにオープニングの周瑜は若い。たまご肌っぽいし。
なのに本編では目の下にクマ作っていそうな老けっぷり。
やはり孫策を亡くしてからどっと老け込んだのか。
心も体も疲れて無理しているのね、ああおいたわしや。

ところで、あのオチはなんだ。
最後のアレで、購入は見送り。
…そう、私は買うつもりで書店に行き、立ち読みで帰ってきた!


陸遜編以外は孫策との話なので、
鋼鉄の孫策を追いたい人には面白い本なんじゃないかと。

拍手[0回]

「ベルサイユのばら」は一度読んでおくといいと思うな!暗いけど。
でも少女マンガにしてはオトナな内容だと思うんだよね。
少女には理解できなかったのではと思う女な部分があったから。

オスカルのどこが凄いって、
アンドレと相思相愛になってから躊躇なく女にシフトチェンジしたところだ。
潔いというか正直というか。
過去ログにも書いてあるが、元々「骨の髄まで女」だからなー。
終盤でのオスカルのモノローグ
「もう生きられない、一人では…!」が心に残っているよ。

あと、オスカルがアンドレに告白し、
二人して感極まり盛り上がってたシーンがあるんだけど、
その後の、熱が引いてけだるげな感じがリアルだった記憶がある。
しかし告白であそこまで盛り上がる二人ってすごいよなあ……。
この時から二人は晴れて恋人同士になったわけですよ。
それからのオスカルは女全開、心も体もアンドレに縋りつく。
いやはや、アンドレは長年思い続けた甲斐があったね。
私はオスカルにはジェローデルと結婚して欲しかったけど!
と語っておきながら、私がベルばらを最後に読んだのは十年以上は前だ。
ハマッて読んだのはアニメの影響で小学生の頃だし。
でも、かなりの回数読んだから。

普段はキリリと振る舞い近寄りがたいオスカルなんだけど、
たまに男性の前でスキを作るんだよ。弱い女になっちゃう。
しかもその相手は特定じゃないんだよね。悪い女だわ!

フェルゼンと別れるシーンはこれまた切ない。
キャンディとテリィの別れに匹敵するね。

とにかく、ベルばらは女性は一度読むといいと思う!
男性は、女心を知るにはいいかも。

拍手[0回]

「天の華・地の風」(江森備)二巻を久々に読んだ。

フェイメイは孔明に仕える細作であり愛人。
孔明が自分への愛情を利用し、
意のままに操り自分のために死ぬ様に抱いて仕上げたこれっぽっちも愛していない女だ。
なんたって監禁陵辱の末に戻ってきた彼女に対して
「穢らわしい、おぞましいという拒絶反応は優越感でカヴァーできる。
 まだ使える。」
ときたもんだ。

ただの上司と部下ではなく男と女になり
孔明の心の動きをたやすく読み取る様になったフェイメイ。
彼女を疎ましく思う孔明の気持ちはよーーくわかる。
立ち入ってはいけないエリアの判断があやふやになってしまったのか。
これだから女は。女ってだらしないふてぶてしさがあるよな。
境目が曖昧な、どこかが緩んでいる様な融合している様なそんな心の状態に私は軽く嫌悪を感じる。
境界線をはっきりと引き高さを保っていたいものだ。
故に孔明が自分をそうさせるもの(周瑜)を切り捨てた気持ちはわかる。

追い詰められ、結果、孔明の思惑通りの道を選ぶフェイメイの哀れ。

以降、さらなる野心とドM道に突き進む孔明である。

拍手[0回]

私説三国志「天の華・地の風」(江森備)一、二巻が復刊。
全十巻、順次発売で挿絵や装丁は変更との事。

私はこの二冊だけ残して随分前にブックオフに売っちゃった。
後悔。

万人におすすめはできないが、
理性と感情で葛藤しがちな人に向いている。
どんよりすること請け合い。どちらかというと女性向け。

ああ、公瑾……! ←私と孔明の心の声

醒めた理知と暗い情念を抱え、
優美にして醜悪な孔明の生き方のなんと険しいことか。
孔明がアンビバレントにのたうつ様(さま)に苦しくなる。


下世話な表現をすると、
Sで中国四千年級ドMなドロドロ孔明が主人公の話。蛇。

拍手[0回]

甥のチャレンジ小学国語辞典(Benesse)をパラ見した。

ふと開かれたページに「彼女」が。
2、特別に親しい女の友達。恋人。
とある。
じゃあ小学生の辞書では「恋人」ってなんて説明してあるんだろう。

と思って引いたら「恋人」は載っていなかった。
念のため「彼」を見たら、
2、特別に親しい男の友達。恋人。

やっぱり恋人って説明してる~!気になった小学生が可哀相だ。
ベネッセとしては必要ない言葉なのか。
あ、そうか、赤ペン先生に質問すればいいんだ!そうかそうか。
私も赤ペン先生になってみたかったなあ。

拍手[0回]

 
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
  
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
Copyright © (仮)日記 All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog
Graphics by 写真素材Kun * Material by Gingham * Template by Kaie
忍者ブログ [PR]